R2年8月22日(土) ACP アドバンス・ケア・プランニングをテーマに
コロナ禍ではありますが、医療、福祉、行政の協力で多職種研修会を開催いたしました。
会場は、坂出市役所2階大会議室とweb配信で、95名の方がご参加くださいました。
開会にあたり、来賓の方々にご挨拶いただきました。
来賓の挨拶
坂出市 綾市長 宇多津町 谷川町長
【プログラム】
① グループワーク 事例検討
② 特別講演「カナダにおけるACPの実際と日本での現状」
講師 香川県立保健医療大学保健医療学部看護学科在宅看護学
片山 陽子教授
グループワークは、みのりクリニックの蔵谷医師が担当し、事例紹介のあと、「個人ワーク」をしてもらいました。考えてもらう内容は、「この方自身の立場なら」「家族の立場なら」「専門職として関わるなら」「蔵谷先生は最善を尽くしたんですか?」で、その後、4人のグループで話し合いをしてもらいました。参加者に資料配布をしていなかったのとweb配信のグループワークが配線が繋がらなくなった人もいて一部の方には、ご迷惑をおかけし申しわけありませんでした。
事例紹介 蔵谷医師 グループワーク
特別講演は、片山先生にご講演いただきました。先生が留学されていたカナダバンクーバーの保健医療状況、ACPの実際、日本のACPの現状を分かりやすく教えてくださいました。
ACPは、終末期に本人の意思確認を家族、医療介護が確認しあう感覚でしたが、早期からACPを受け入れてもらえるよう地域住民に啓発し地域ぐるみで取り組んでいく必要性がある事が分かりました。
特別講演 片山教授
2時間の研修ご参加くださいました皆様、お疲れさまでした。
講師の片山先生ありがとうございました。
閉会の挨拶 坂出市医師会 佐藤会長
アンケートの中の意見から一部紹介します
・どうしても死に対する話はいくら高齢になった家族に対しても話ができにくいのですが、自分も家族に向けて自分から発信していったりしていきたい。そして、お互い、いい人生だったねと思える最期に送り送られしたいと思います。
・事例検討のグループワークでは、他の職種の方の意見を聞くことができて参考になった。ACPの講演について、今まで思っていたACPのイメージと違い、大変勉強になった。
他にも貴重なご意見ありがとうございました。次の研修会につなげたいと思います。
これからも、顔の見える関係づくりができる研修会をしていきたいと思いますので、
よろしくお願いします。