2月17日(月)19時にL’école de在宅を開催いたしました。
今回のテーマは、「人生の最終段階をどう支えるか」で、坂出市医師会介護支援ステーションからの事例提供でした。
高齢者の女性で認知症があり、脱水と腎盂腎炎で入院していた後の『退院に向けてどう支援するか』をまずグループワークして発表していただきました。
その後、実際の事例がどう経過したかを話し、人生の最終段階『本人の望む(意思に沿った)支援と緊急時どう対応すればよいか』をグループワークしてもらいました。グループによっては、ACPを考えた意見をだしてくれる参加者もいて「本人の意思を確認するために終活ノートの利用」「どこまで本人が希望しているかを医療者介護者が推し量る努力をする」などの意見もありました。
かかりつけ医の小林内科胃腸科医院の小林院長が、事例について詳しく教えてくださいました。 1
その後、みのりクリニックの蔵谷院長が『人生の最終段階を支える』ミニ講義をしてくださいました。お忙しい中の講義ありがとうございました。
今日は、天気が悪く、山間では、初雪が降って寒風強風の中、55名の参加がありました。
前日の1日研修もあった中で、参加していただきありがとうございました。
今年度の L’école de在宅は、本日で終了しました。
来年度も、趣向を変えながら医療介護者の顔が見える関係づくり、意見を出し合える事例検討会を引続き行っていきます。
今後ともよろしくお願いします。