12月21日(月)19時にL’école de在宅を開催いたしました。
今回もハイブリッド形式で会場とWebによる開催としました。
市役所参加は35名で、Web参加は15名でした。
今回、配信接続が上手く繋がらず、Webでご参加くださった皆様には、
ご参加いただけず、失礼いたしました。
今回は、「コロナ禍での介護サービス支援」をテーマに行いました。
第1部は、動画鑑賞
勇美財団から動画をお借りして
令和2年度在宅医療関連講師人材養成事業研修会のCOVID-19がもたらした医療的問題と社会的問題のそれぞれの立場からのCOVID-19への対応 ~在宅を踏まえて~ 『保健所の立場から』、『かかりつけ医の立場から』の2本の動画鑑賞をしました。
第2部は、 年末年始を迎えるにあたり各施設の取り組みについて意見交換をしました。
テーマは 『お正月で県外の家族親類が帰省する中で、どう対応・対策を考えているか』
ケアマネの意見として
・県外の人と接触した場合、デイサービスやショートステイなどの集団的な場に入るのは、一定期間中止してもらっている。
在宅でサービスを受けている利用者に対しては、当施設では、行っている。
困るのは、知らない間に県外の人と接触している。また、それを本人・家族が黙っている事がある。管理ができない。
・利用者が県外の人と接触するとサービスの利用は中止になってしまう。
プランの見直し等で代替えサービスができればいいが、難しくなることも考えられる。
サービスが入らなかった間、家族が何とかフォローしていた。
医師として
・老々介護で心配した県外の息子が、黙って戻っていた。帰って1週間で発熱し、接触があったことが分かった。外来受診は、難しく、往診しPCR検査を行った。医師としては、往診するのは、できるが、スタッフに供用するのは難しい。
みなさんの意見を聞いて、大変な中で、医療・介護を担っている事が、よくわかりました。
感染予防に十分注意して、対応してください。
寒い日が続き空気も乾燥しています。体調管理に気をつけて、新年をお迎えください。
来年も、地域包括ケアシステムについて皆さんと取り組んでいきたいと思います。
よろしくお願いします。
【お知らせ】
坂出市医師会が行っているコロナ検査は、坂出市・宇多津町の開業医に受診し、検査が必要と診断された人が対象です。現在、月・水・金の午後行っています。年末は、臨時に30日を開くようにいたします。