H30年9月15日(土)人生の最終段階における意思決定を支えるための多職種研修会を開催いたしました。
【プログラム】
①グループワーク
②特別講演
「地域医療連携とアドバンス・ケア・プランニング」
講師:
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター
在宅連携医療部長&在宅医療・地域連携診療部長 三浦 久幸先生
【開催報告】
9月に入り、秋めいた風が吹き過ごしやすく、研修会当日は秋晴れで三連休の初日にもかかわらず、169名の方にご参加いただきありがとうございました。
今回は、最近新聞やニュース等で話題となっております「ACP アドバンス・ケア・プランニング」について一緒に考え学んでみようというものでした。
第1部は、グループワーク。講師の三浦先生もグループワークにご参加いただきました。
まずはグループ内での自己紹介。今回は「もしバナゲーム(余命宣告されたらどうする?を考える)」を坂出市医師会バージョンにかえて、各自の自己紹介とともに述べていただきました。
自己紹介で互いのことが少し理解できたところで、坂出市医師会理事の蔵谷弘子先生から事例の紹介をいただき、「ご本人様・ご家族をどのように支えていきますか?」ということでグループワークを開始いたしました。討論が白熱して椅子から立ちあがって数人が模造紙に書き込むグループ、それぞれがポストイットに意見を書き模造紙に貼り付けていくグループ、熱心に討論のみを行うグループなどそれぞれのやり方で行われ、発表でもしっかり意見がまとめられておりました。
第2部は、グループワークを通して、三浦先生のご講演をいただきました。三浦先生のわかりやすい講演を、参加者の皆様は熱心に聴かれており、たとえ医療や介護従事者でなくとも自分のことにおきかえて考えることが多かったと思われます。
研修会後、「本人になって考えるということの大切さを再認識した」「理由には本人の価値観が隠れているという先生の言葉が印象的でした」「グループワーク・ロールプレイなど参加型で分かりやすかった」と感想をいただきました。
これからも皆様とお顔の見える関係作り、一緒に考え、意見を言える関係が築けるような研修会を継続していきたいと思っております。
ご参加くださいました皆様、お疲れさまでした。講師の三浦先生ありがとうございました。
*開会の挨拶 坂出市医師会 佐藤会長
*来賓の挨拶
坂出市健康福祉部長 丸橋様 宇多津町長 谷川俊博様
*グループワーク
*三浦久幸先生のご講演
*閉会の挨拶 坂出市医師会 桑原副会長