2月18日(月)L’école de在宅を開催いたしました。テーマが「在宅医療と救急医療の連携」ということで、坂出市消防本部の救急救命士の方も御参加くださり総数76名の会となりました。
今回は事業対象者の事例で、まずは「事業対象者って、ナニ?」ということを説明していただきました。
事業対象者が分かったところで、松ヶ浦荘居宅介護支援事業所から事例提示が行われました。ご本人様の希望は「住み慣れた家での生活を続けたい!!」・・・どう支援しますか?ということでグループワーク開始となりました。
この事例の方は、独居・主治医は隣市の総合病院・通院は本人のみ・(数カ所の病院への)救急搬送を繰り返す・家族は隣市在住で多忙などなど・・・課題が多く、グループワークでは時間延長と相成りました。
グループワーク発表、そして救急医や在宅医、救急救命士、包括、ケアマネジャーなどそれぞれ専門分野での意見が発表され、最後は香川県メディカルコントロール評議会 検討委員・県立中央病院救急救命センター勤務の乙宗先生に講義をしていただきました。
事業対象者・かかりつけ医の問題・在宅医療と救急医療の連携・・・そして最後はACP(意思決定支援)と考えることが盛りだくさんのL’école de在宅でした。今回の事例をもとに、それぞれの課題に根を深め、参加者一緒に考え、L’école de在宅【在宅の学校】を展開できればと思っております。
日頃業務がご多忙である乙宗先生はじめ救急医・消防本部の救急救命士の方々と意見交換ができましたことは大変貴重であったと思います。本当にありがとうございました。
そして今回も数カ所の居宅介護支援事業所と共同での開催でした。事前打ち合わせから当日の準備まで大変お疲れさまでした。
次回は、久しぶりに訪問看護ステーションからの事例提供です。どんなテーマとなりますやら、お楽しみに~!4月15日皆様の御参加をお待ちしております(^^)/~~~