【平成最後のL’école de在宅】4月15日（月）19時に開催いたしました。

　今回は、「長期在宅難病利用者を災害から守ろう」と題し、「バイス訪問看護ステーションひかり」からの事例提供でした。対象者は難病にて人工呼吸器使用の方です。近年、地震や豪雨災害など相次いでおり、香川県で災害が発生したら・・・ということで、当日は中讃保健所・医療機器メーカー・消防署や危機管理室の方をはじめ、89名という多数の方がご参加くださいました。

　まずは事例提示、その後DVDをご覧いただき南海トラフ地震発生の状況が予測できたところでグループワークを開始しました。途中、医療機器メーカーの方から東日本大震災時の対応についてリアルな説明をしていただくと、さらに皆様、真剣な表情でグループワークに取り組まれていました。

　グループワーク後は、ケアマネジャー・保健師・危機管理室・医師・消防署の方などそれぞれ専門職としての立場からの意見も交えながら発表していただきました。発表者の意見に頷き考えこむ人・今後に生かせるようにしっかりメモをされている人・質問をされる人など・・・災害についての関心の高さが見受けられました。

　最後に、回生病院の関啓輔先生より、「南海トラフ～起こることとその対応～」と題し、ご講義をいただきました。

　災害はいつやってくるかわかりません。自分はどう対応・備えるべきか・・・次回のL’école de在宅でももう少し検討してみたいと思います。

　今回、いつもの臨時駐車場が使用できず、参加者の方にご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます。また開催にあたり、医師会館近辺の駐車場誘導係や会場設営等センターからの急な要請に快くご協力くださった有志のメンバーの方々にお礼を申し上げます。

　事例提供くださったバイス訪問看護ステーションひかりの皆様お疲れさまでした。事例関連機関として遠方からご参加いただきました皆様・ご講義をしてくださいました関先生ありがとうございました。

　次回は【令和最初のL’école de在宅 】6月17日開催です。皆様のご参加をお待ちしております(^_-)-☆