【令和最初のL’école de在宅】6月17日(月)19時より開催いたしました。
今回は、『南海トラフ地震が発生!』その時あなたは専門職としてどう動くか?~認知症高齢者を支える~と題し、「坂出聖マルチン病院居宅介護支援事業所」からの事例をもとに、回生病院危機管理室にご協力いただき、開催いたしました。
前回に引き続き【災害】がテーマであったため、今回も各機関の専門職の方が参加、L’école de在宅始まって以来の過去最多101名の参加者数となりました。
実は、(仮)この日の昼間地震が発生していたのです↓↓↓
まずは自分の身の安全を・・・!!
ケアマネジャーとして担当している利用者様(独居の認知症高齢者)のことが気になります。
そして、その頃救急病院では患者様が多数来院。病院では施設へ軽症患者の受け入れを要請していきますが、各施設の受け入れ状況は??? ここで本日のL’école de在宅第一弾のグループワークです。各グループ内には病院・施設・ケアマネジャー・行政などそれぞれの専門職が着席されてますので意見交換していただき、その後、各代表者から「私たちの施設では・・・」「私のクリニックでは・・」と実際の災害対策や受け入れ態勢を発表していただきました。
地震発生3日後、地震直後からケアマネジャーとして、気になっていた ¨独居の認知症の利用者H氏¨は避難所で生活されていました。しかし避難所生活が続くにつれてトラブルが発生!ケアマネジャーとしてH氏に対してどうしたら・どうすればよかったのか??? 第二弾のグループワーク開始です。そしてその後の発表では、それぞれのグループの意見を皆様真剣な表情で聞かれていました。
最後に、坂出市・宇多津町の危機管理室より、それぞれ行政としての対策や課題などを説明していただきました。
実際震災の現場を支援された医師の貴重なお話を聞くことができ、また、今回L’école de在宅 で自らアドバイザーとして各グループ周りをされた山本先生、ありがとうございました。
終了後プロジェクターを片付け始める医師がおられたり、そして会場設営や後片付けを誰もが行う、そんなことが自然にできるL’école de在宅 となったことを大変嬉しく思うとともに感謝申し上げます。
最後に、私事でございますが・・・、センターの担当者が代わります。これからもL’école de在宅 を皆様でよりよき会として盛り上げていっていただけたらと思っております。これまで本当にありがとうございました。