2月20日(月)19時からL’école de在宅を開催いたしました。
今回のテーマは、「訪問歯科・口腔ケア」でした。
いわた歯科クリニックの院長 岩田和久先生に「口腔ケア」についてご講演いただき
その後、事例検討会をしました。
第1部の岩田先生のご講演は、高齢者の歯の特徴、誤嚥性肺炎、
口腔ケアの手順・姿勢、口腔内の観察、歯みがき方法などわかりやすく講演いただきました。
担当している利用者さんの困っていることなど質問・相談がありました。
岩田先生、お忙しい中、ご準備から講演とありがとうございました。
第2部は、事例検討
『半身マヒがある高齢男性と妻の二人暮らしで、食事摂取状況が悪化している』
本人の意向:妻の作ったご飯をおいしく食べたい
妻の意向:むせずにご飯を食べてほしい
グループワークは、15分と短くなりましたが、具体的に問題点をあげてくださいました。
事例を受けて、司会の船井ケアマネさんより、
食事を美味しく食べるという点で、在宅では、管理栄養士さんの指導を受けたことがない。
総合病院に入院して退院するときに家族が栄養指導を受けれるかどうか?また、その後のフォローがない。
食事は、生きていくうえで切っても切り離せない事である。経済状況、嗜好、食品の形状、栄養バランス等について栄養士との連携が取れていないのも地域連携として問題ではないか。
坂出市歯科医師会会長の八木先生もオンラインで参加してくださり、むせる・食事が食べずらい人は、原因として舌圧低下で、予防として舌圧運動『あいうべ体操』のご紹介をしていただきました。ありがとうございます。
今回の参加者は、会場参加者27名、ZOOM参加者17名でした。
1月にインターネット環境を整えました。配信側のトラブルが、よくなると思います。
会場に来れない場合、ZOOM参加を検討してください。
来年度も引き続き、「レコルデ在宅」を続けていきます。気になっている事、検討したい事例などぜひ声をあげてください。検討会では、多職種の視点で思わぬ気づきがあります。
ご参加お待ちしています。
次回は、4月17日(月)19時です。テーマは、決まりしだいお知らせします。