4月17日(月)19時からレコルデ在宅を開催いたしました。
今回のテーマは、「在宅療養中の栄養・食生活指導」でした。
講演は、公益社団法人 香川県栄養士会理事委員長 六車美代子先生に医師会館まで来ていただき「健やか香川栄養ケアステーションの事業」について教えていただきました。
低栄養におちいりやすい高齢者のため、たんぱく質を食べる具体的な例を1日3食の献立方法や在宅で介護している場合の栄養指導を受ける流れがよくわかりました。
参加者からの質問に対して、『よく噛んで食べてもらう。飲み込んだりする前にしっかり噛まないと消化吸収がうまくいかないと思う。高齢で食べにくくなっていてもよく噛んで味わってもらうのがよい』と教えていただきました。食べやすく柔らかい物と考えてしまいますが、前回の歯科診療とも関係しますが噛むのは大事と改めて認識できました。
後半の事例検討は、訪問看護ステーションひかりの看護師 松浦靖子様から発表していただきました。「訪問看護の役割~最期まで口から食べるを支援する~」で自宅での看取りを決めた家族に寄り添い、今回のテーマである栄養についても食事の献立で施設栄養課と連携してパンフレットを作成され、家族の悩み解決に的確に対応されたことを教えててただきました。
六車先生、松浦様お忙しい中での準備・資料作り、講演と本当にありがとうございました。
今回の開催は、ハイブリッドで会場参加は21名、Web参加は33名でした。
ご参加ありがとうございました。
次回開催は、6月です。日にちと時間は、決まり次第お知らせします。