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L’école de在宅を開催しました。
2023/10/20

10月16日(月)L’école de在宅を開催しました。

今回の担当は、介護支援事業所で、聖マルチンの園、林内科呼吸器科医院、坂出市医師会です。

テーマは、「ガン疾患のある方のリハビリについて」です。

事例としては、乳癌術後の独居・高齢者で、ガンが再発し、再手術を受け、患側上肢のリンパ浮腫がある。さらに最近、物忘れが出てきている等 

最初にミニ講義『がんのリハビリテーションの必要性・リンパ浮腫』を医療法人然の理学療法士 終末期ケア専門士の徳田奈那様と緩和ケア認定看護師の西川美智子様にしていただきました。

その後、事例を紹介し、グループワークを15分ほどして、4グループに発表していただきました。

<以下は、グループワークの記録から>

・本人がどんな生活を希望しているか明確にする(具体化)→達成するために何が必要か一緒に考える。

 それに対して何を行うべきか。右手浮腫に対しては、悪化しないように伝え考える。

 荷物を持ってふらつき、浮腫の増悪 

 病識に対しては、持ってもらえるように繰り返し伝える。

 食事の偏り→コレステロール、塩分過多、蛋白質不足にならないよう食事の改善する方法を考える。

 本人が少しでも楽になるように話し合う

 リハビリ等に対する認識をあげる。

 多職種で本人を支えていくチームをつくる。

 今後のリスクをきちんと伝える。

 本人が困るという所を探す・


・問題点

 ふらふらしながら歩く→シルバーカーをレンタルして歩行を安定

 リハビリの不満→不満の理由を聞く

 右手浮腫がある→サポーター、訪問看護で状態観察(水分量・栄養状態)

 物忘れもあるため区分変更を行い、介護度を見直す。

 栄養状態が悪い→配食サービス、ヘルパーの介入。


・デイに行きたくない理由は?

リハビリに対する不満の内容は?

 今生活で一番困っていることは、何か?

 年金暮らし…金銭的な余裕がない

 要支援1 サービスがどこまで入れるか?


・問題点

  食事のかたより  アプローチ

  独居  キーパーソンは

  要支援1 サービス使えるのが少ない  

区分変更? 現在の状況は…買い物は行ける。お金の管理は自分で?

  認知あり(理解できてない)

  キーパーソン?

  年金暮らし(いくら?)  生保は?

  右手浮腫強い、デイサービスやめたい、必要性わかってない   デイケアの必要性を説明

       ケアマネ、周りの方…嫌いな理由は

        →デイケアの場所を変える(必要なら)

         (右手浮腫)

  食事  ヘルパー50分 訪看週2回、30分×2 、宅配弁当 現状を把握する

  医師とのやり取りは誰がするの? 


 ・介護の見直し

  弾性包帯は一人では難しい  キーパーソンになる人を捜す。

                何もしたくないから自宅ですごしたいのか

  通リハ(包帯のまき直し)と訪看(リンパドレナージ)→ 楽になる、病識の理解

  訪問介護 入浴支援、調理、安否確認

  デイケアが嫌いな理由がわかれば、訪看・リハ・薬剤が介入

  リハは、何が不満なのか?

  どんな生活を本人が望んでいるのか?  そのリスク、達成するための手段とリスク

  自由な生活を奪われる ← サービスの積極的な活用は

  生きている、生きていくための力になる。

  本人の治療に対する思い、意思確認、治療する気持ちはどうなのか?


 ・自宅ですごしたい→課題の抽出 サービスにつなげたい

  本人意欲(リハビリ)↓  治療への意欲が不明  右腕の腫れ  独居

  物忘れ   栄養面の心配   下肢筋力の低下 

     本人の困り感は何?   薬は飲めている?   デイケアが嫌いな理由?

   訪問看護+訪問リハの説明 ※浮腫+右乳房切除のため見られたくないかも・・・

   薬剤管理でお薬管理

今回、グループワークの記録を出してみました。そのままの記載のため長くなってしまいました。

  次回からは、まとめられるようにしたいと思います。

最後に緩和ケア認定看護師の西川美智子様にまとめていただきました。

講義をしてくださいました徳田様西川様、お忙しい中本当にありがとうございました。

担当の介護支援事業所の皆さん準備からいろいろお疲れさまでした。

 次回は、12月18日開催です。

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